鍬頭(読み)くわがしら

精選版 日本国語大辞典 「鍬頭」の意味・読み・例文・類語

くわ‐がしら くは‥【鍬頭】

〘名〙 昔、大百姓の代人として、その手作り農業や新田開発を宰領した使用人の頭。飛騨岐阜県)白川地方では、家長の弟で農耕指揮に当たった者。東北南部地方の山村では、出頭、または山さきという。農作差配人。〔地方品目解(1755)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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