鍛冶屋遺跡（読み）かじやいせき

日本歴史地名大系「鍛冶屋遺跡」の解説

鍛冶屋遺跡
かじやいせき

[現在地名]中町鍛冶屋

杉原（すぎはら）川がつくった河岸平野のなかにあり、旧河川の自然堤防上に営まれた弥生時代後期から平安時代の集落跡である。平成元年（一九八九）から同五年にかけて調査された。弥生後期の竪穴住居跡三棟はいずれも円形。最大のものは径約一〇メートル、九本の主柱がほぼ等間隔にめぐり、中央に一辺一・五メートルの三段に掘られた土壙がある。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報