銭函(読み)ぜにばこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「銭函」の意味・わかりやすい解説

銭函
ぜにばこ

北海道北西部,小樽市東部にある集落石狩湾にのぞむ。地名各戸銭箱を積むほどのニシン豊漁に恵まれた漁場にちなむ。海岸は札幌,小樽両市の海水浴場としてにぎわう。 1960年頃から海岸段丘上の宅地化が進み,75年頃からは単合板,製鋼,機械などの工場が進出ニセコ積丹小樽海岸国定公園に属する。 JR函館本線,国道5号線,札樽自動車道通り,銭函インターチェンジがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android