金照寺山(読み)きんしようじやま

日本歴史地名大系 「金照寺山」の解説

金照寺山
きんしようじやま

[現在地名]秋田市楢山金照町

楢山ならやまから太平たいへい川を隔てて南東にある標高五六・四メートルの丘陵。古くは楢山と称した。賀藤景琴作製の天保一三年(一八四二)の楢山ノ図(県立秋田図書館蔵)には「楢山今金照寺山と唱フ、山下ニ寺アルタメナリ、古老ノ話ニ昔楢林アリト見ヘテ、五、六十年前マテ楢ノ伐採処々ニアリト云、楢山ノ名ハ昔時ノ本名ナルベシ」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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