金沢竜玉(2代)(読み)かなざわ りゅうぎょく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金沢竜玉(2代)」の解説

金沢竜玉(2代) かなざわ-りゅうぎょく

?-1842 江戸時代後期の歌舞伎作者。
初代奈河篤助に入門。師にしたがい江戸中村座へはいり,3代坂東三津五郎の庇護をうけた。文政11年(1828)市村座で二枚目作者にすすみ,のち同座で立作者となった。天保(てんぽう)6年大坂にもどり,3代中村歌右衛門(初代金沢竜玉)より竜玉の名をゆずられた。天保13年死去。前名は奈河元助,本助。俳名は蓬たく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例