立作者(読み)タテサクシャ

デジタル大辞泉 「立作者」の意味・読み・例文・類語

たて‐さくしゃ【立作者】

歌舞伎の座付き狂言作者の中で筆頭の者。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立作者」の意味・読み・例文・類語

たて‐さくしゃ【立作者】

〘名〙 座付き狂言作者の中で第一人者。また、ある劇場に所属する、第一の脚本作者。たてつくり。
浮世草子・当世芝居気質(1777)四「作者とつゐ云へばいふものの、立(タテ)作者となるはのらではねからなられず、上根気転となくては叶はず」

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