金峰山(熊本)(読み)きんぽうざん

百科事典マイペディア 「金峰山(熊本)」の意味・わかりやすい解説

金峰山(熊本)【きんぽうざん】

熊本県熊本市の西部にある山。標高665m。〈きんぼうざん〉とも呼ばれる。安山岩凝灰岩などからなるカルデラ型火山の中央火口丘で,中世修験(しゅげん)道場となり,峠の茶屋夏目漱石の《草枕》で有名。頂上からの展望にすぐれ,山麓にはミカン園が多い。
→関連項目河内(熊本)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報