野村 喜舟(読み)ノムラ キシュウ

20世紀日本人名事典 「野村 喜舟」の解説

野村 喜舟
ノムラ キシュウ

明治〜昭和期の俳人 俳人協会顧問。



生年
明治19(1886)年5月13日

没年
昭和58(1983)年1月12日

出生地
石川県金沢市

本名
野村 喜久二(ノムラ キクジ)

主な受賞名〔年〕
紫綬褒章〔昭和42年〕,勲四等旭日小綬章〔昭和48年〕

経歴
幼時浅草鳥越に住み、のち、小石川内を転々とし金富町に定住する。陸軍造兵工廠に勤務し、昭和8年小倉へ転勤。20年退職し下富野に住む。明治40年ごろより作句を始め、句誌「渋柿」を主宰していた松根東洋城師事。昭和27年から51年まで同誌を主宰。句集に「小石川」「紫川」「喜舟千句集」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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