野木宿(読み)のぎしゆく

日本歴史地名大系 「野木宿」の解説

野木宿
のぎしゆく

[現在地名]野木町野木

日光街道の宿で、下総国古河宿と間々田ままだ宿(現小山市)の間に位置。古河宿へ二五町二〇間、間々田宿へ一里二七町。榎本えのもと道と称する部屋へや(現藤岡町)への道があった。宿内町並は南北一〇町五五間。天保一四年(一八三三)の宿内人別男二七一・女二五六、家数一二六、うち本陣一・脇本陣一・旅籠屋二五。地子免許は三千六〇〇坪。人馬継問屋場四ヵ所(本野木二・新野木二)、宿建人馬二五人・二五疋、うち五人・五疋が囲人馬(宿村大概帳)。享保八年(一七二三)二三ヵ村の定助郷が編成され、総勤高七千三八四石(「助郷帳」坂本重通文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android