デジタル大辞泉
「野出頭」の意味・読み・例文・類語
の‐しゅっとう【野出頭】
《主君が野に出かけるときにまでつき従うところから》いつも主君のそば近くにいる出頭人をあざけっていう語。
「お側去らずの―、今日も鷹野のお供にて」〈浄・宵庚申〉
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の‐しゅっとう【野出頭】
〘名〙 (主君が
郊外へ出かける時にもそば近く従っているところから) そば近くにいて
政務をつかさどる出頭人をいやしめていう語。
※
浄瑠璃・
心中宵庚申(1722)上「
六十の皺の夜る昼なく、お側さらずの野出頭
(ノシュットウ)、けふも鷹野のお供にて」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報