鷹野(読み)タカノ

デジタル大辞泉 「鷹野」の意味・読み・例文・類語

たか‐の【×鷹野】

鷹狩り」に同じ。
「―を致いて、野駆けでござる」〈虎明狂・引敷聟〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鷹野」の意味・読み・例文・類語

たか‐の【鷹野】

〘名〙 鷹を使って山野鳥獣をとること。鷹狩。《季・冬》
※応仁略記(1467‐70頃か)上「義就、鷹野に出でたりと云ふ沙汰あり」
※俳諧・俳諧三部抄(1677)上「せこの者峰にわかるる鷹野かな〈惟中〉」

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世界大百科事典(旧版)内の鷹野の言及

【鷹狩】より

…鷹野,放鷹(ほうよう)ともいう。猛禽類のタカ(オオタカハイタカツミ),ハヤブサ(ハヤブサ,コチョウゲンボウ),ワシ(イヌワシクマタカ)などを馴養して,これらに常食の鳥獣を捕捉させ,それを遣(つか)い手がとりあげる間接的な狩猟法である。…

※「鷹野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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