重げ(読み)おもたげ

精選版 日本国語大辞典 「重げ」の意味・読み・例文・類語

おもた‐げ【重げ】

〘形動〙 (形容詞「おもたい」の語幹接尾語「げ」の付いたもの) 重たいさま。重たそうな様子。おもげ。
※能因本枕(10C終)五二空薫物したる木張(きちゃう)に、うちかけたる袴の、おもたけにいやしうきらきらしからんもと

おも‐げ【重げ】

〘形動〙 (形容詞「おもい」の語幹に接尾語「げ」の付いたもの) 重そうなさま。おもたげ。
源氏(1001‐14頃)末摘花「ただむむとうち笑ひて、いと口をもげなるもいとほしければ、いで給ひぬ」

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