酒酔(読み)さかえい

精選版 日本国語大辞典 「酒酔」の意味・読み・例文・類語

さか‐えい ‥ゑひ【酒酔】

〘名〙 酒に酔うこと。また、その人。さけえい。さけよい。
※東寺百合文書‐ち・嘉吉三年(1443)四月二四日・二十一口方評定引付「依酒酔、西七条之路酔伏之間」
塵芥集(1536)二二条「さかゑひ人をはうこんする事、時宜によるへし」

さけ‐よい ‥よひ【酒酔】

〘名〙 酒を飲んで酔うこと。また、その人。よっぱらい。さけえい。
破戒(1906)〈島崎藤村〉二「人目も関はずやって来る上機嫌酔漢(サケヨヒ)がある」

さけ‐えい ‥ゑひ【酒酔】

※虎明本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初)「さけによふたまねをする、さけゑひのことは」

さか‐よい ‥よひ【酒酔】

〘名〙 酒を飲んで酔うこと。また、その人。よっぱらい。さけよい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「酒酔」の読み・字形・画数・意味

【酒酔】しゆすい

酔う。

字通「酒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報