精選版 日本国語大辞典 「酒湯・笹湯」の意味・読み・例文・類語
ささ‐ゆ【酒湯・笹湯】
〘名〙 江戸時代、小児の疱瘡(ほうそう)が治ったときに浴びせる、酒をまぜた湯。また、その湯に浴すること。一説に、米のとぎ汁に酒をまぜ、赤手ぬぐいにひたしてぬぐったとも、笹の枝葉をひたしてふりかけたともいう。さかゆ。
※談義本・八景聞取法問(1754)一「笹湯(ササユ)の日には、むせうに目出度がって」
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