都腹赤(読み)みやこの はらか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「都腹赤」の解説

都腹赤 みやこの-はらか

789-825 平安時代前期の官吏,漢詩人。
延暦(えんりゃく)8年生まれ。遣渤海(ぼっかい)副使桑原秋成の子。弟の貞継(さだつぐ)とともに上奏し,氏姓を都宿禰(すくね)にあらためた。少内記のとき「文華秀麗集」の撰者にくわわり,10首がはいる。弘仁(こうにん)12年(821)文章博士兼大内記となり「内裏式」を編集。甥(おい)に都良香(よしか)。天長2年7月7日死去。37歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android