都三中(読み)みやこ・さんちゅう

朝日日本歴史人物事典 「都三中」の解説

都三中

没年:享保10頃(1725)
生年:生年不詳
江戸中期の一中節の太夫都金太夫三中とも。初代都一中の娘婿か。上方出身らしく,初代都一中と共に江戸へ下りそのワキを語っていたが,享保6(1721)年ごろから江戸にとどまり,江戸における一中節の普及に努めた。江戸の河東節との掛合曲「隅田川舟の内」を残している。

(吉野雪子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「都三中」の解説

都三中 みやこ-さんちゅう

都金太夫三中(みやこかねたゆう-さんちゅう)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android