邑知潟平野(読み)おうちがたへいや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「邑知潟平野」の意味・わかりやすい解説

邑知潟平野
おうちがたへいや

石川県,能登半島基部の北西部に広がる平野南東宝達丘陵,北西を眉丈山地にはさまれ,南西羽咋 (はくい) 市から北東七尾市にいたる最大幅約 4km,延長約 30kmの地溝帯をなす。南部にある邑知潟は第2次世界大戦前からの干拓事業で縮小し,約 1km2水面が残る。能登の代表的な米作地帯である。平野中央部を JR七尾線,七尾街道 (国道 159号線) が通る。

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世界大百科事典(旧版)内の邑知潟平野の言及

【邑知潟】より

…石川県能登半島基部の南西から北東方向に走る邑知潟低地帯(邑知潟平野)の西部に位置する潟湖。羽咋(はくい)市に属する。…

【鳥屋[町]】より

…人口5676(1995)。東部は邑知潟(おうちがた)平野の北部に当たる低地で,西部は丘陵となっている。邑知潟平野一帯では第2次大戦前,農家の副業として能登上布の生産が盛んで,現在も繊維工業が町の基幹産業となっている。…

※「邑知潟平野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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