遷喬(読み)センキョウ

デジタル大辞泉 「遷喬」の意味・読み・例文・類語

せん‐きょう〔‐ケウ〕【遷×喬】

《「詩経小雅伐木から》ウグイスが谷から出て喬木きょうぼくに移り住むこと。高い地位に昇進することのたとえ。遷鶯せんおう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遷喬」の意味・読み・例文・類語

せん‐きょう ‥ケウ【遷喬】

〘名〙 鶯(うぐいす)が、谷から出て喬木(きょうぼく)に移り住むこと。転じて、高い地位に昇進したり、よい方向に転じたりすることのたとえ。遷鶯(せんおう)
※類聚句題抄(11C中)花間訪春色〈三善文江〉「遷喬鳥作林頭色、趁色人猶樹下賓」
※雲壑猿吟(1429頃)和韻賀遊叟侍者書室新成「知君蚤有遷喬志。過客頻歌伐木詩」 〔劉孝綽‐百舌詠〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「遷喬」の読み・字形・画数・意味

【遷喬】せんきよう

昇進する。

字通「遷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報