遠客(読み)えんかく

精選版 日本国語大辞典 「遠客」の意味・読み・例文・類語

えん‐かく ヱン‥【遠客】

〘名〙 遠くからの客。また、遠くを旅する者。えんきゃく。
経国集(827)一〇・同安領感客等礼仏之作〈島田渚田〉「禅堂寂々架海浜。遠客時来訪道心
読本椿説弓張月(1807‐11)拾遺「遠客(ヱンカク)近く来れ」 〔楚辞‐九辯〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「遠客」の読み・字形・画数・意味

【遠客】えん(ゑん)かく

遠くから来た人。唐・劉長〔李穆の寄せらるるに酬ゆ〕詩 柴門つて、客をへんと欲すれば 家に滿つ

字通「遠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android