遠余所(読み)とおよそ

精選版 日本国語大辞典 「遠余所」の意味・読み・例文・類語

とお‐よそ とほ‥【遠余所】

〘名〙
① その場から隔たって遠くにいること。局外位置場所。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
史記抄(1477)一二「むすと麾下へはよらいで、遠よそでたすけになるぞ」
② 遠まわしであること。婉曲
※雑俳・柳多留‐二〇(1785)「三ケ日だけとをよそにいびるなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android