道標・道導(読み)みちしるべ

精選版 日本国語大辞典 「道標・道導」の意味・読み・例文・類語

みち‐しるべ【道標・道導】

〘名〙
① 道路の方向や距離などを示すため道ばたに立てた標識。みちじるし。どうひょう。
※杜詩続翠抄(1439頃)三「霧中樹を以て路ちしるべとして行者謂之行相別也」
② (━する) 道案内、物事順序や手引きなどをすること。また、そのための人や文書。案内者。手引き。
書紀(720)応神三七年二月(北野本南北朝期訓)「高麗(こま)の王(こきし)、乃ち久礼波(くれは)久礼志(くれし)、二人(ふたり)を副(そ)へたり。導者(ミチシルベ)と為」
昆虫はんみょう(斑猫)」の異名。《季・夏》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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