遊化(読み)ユケ

デジタル大辞泉 「遊化」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐け【遊化】

《遊行教化の意》僧が諸所に出かけて人々を教化すること。
遊戯ゆげ1」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遊化」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐け【遊化】

〘名〙 仏語
① (遊行教化の意) 僧が諸方に出かけて人々を教化すること。
※山城州宇治郡六地蔵菩薩縁起(大善寺蔵)(1665頃か)「篁朝廷に仕へながら、又閻魔王宮に遊化し給ふ」
② (「ゆげ」とも) =ゆげ(遊戯)
正法眼蔵(1231‐53)弁道話「この三昧に遊化するに、端坐参禅を正門とせり」

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普及版 字通 「遊化」の読み・字形・画数・意味

【遊化】ゆうか

自然のうちにあそぶ。

字通「遊」の項目を見る

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