遅羽口村(読み)おそわぐちむら

日本歴史地名大系 「遅羽口村」の解説

遅羽口村
おそわぐちむら

[現在地名]勝山市鹿谷しかだに町〈東遅羽口ひがしおそわぐち西遅羽口にしおそわぐち

鹿谷中央東部に位置し、東は蓬生よもぎ坂を越えて蓬生村に至る。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図に「おそわ口村」として高一一一五・一九石とある。ただし、この村高は大袋おおぶくろ北山きたやま・蓬生の三村の寄高と推定され、当時東遅羽口村と西遅羽口村とは分村せず、遅羽口村一村として存在し、同絵図では「四ケ村上郷」に含まれていたらしい。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android