通蔵主(読み)つうぞうす

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「通蔵主」の解説

通蔵主 つうぞうす

?-1443 室町時代の僧。
後亀山天皇皇子とも,世明王(説成(かねなり)親王の子)の王子ともいわれる。嘉吉(かきつ)3年南朝の遺臣や日野有光らにかつがれ,弟金蔵主(こんぞうす)とともに京都御所をおそう(禁闕(きんけつ)の変)。神剣神璽をうばったが捕らえられ,四国へ流される途中,同年10月摂津大田で死去

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android