通沢村(とおりさわむら)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「通沢村」の解説

[現在地名]秋田市下北手通沢（しもきたてとおりさわ）

柳館（やなぎだて）村と宝川（たからかわ）村の中間、山間の沢地に集落と水田が延びる。

正保四年（一六四七）の出羽一国絵図に一五一石とある。佐竹氏入部以前の出羽国秋田郡御蔵入目録写（秋田家文書）や秋田実季分限帳（秋田家文書）に村名はないが、慶長三年（一五九八）の御蔵入御物成納口之帳に「滝沢村」とあり、現在の通沢字滝（たき）ノ沢（さわ）と考えられる。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

発見という行為の習得を目指す学習。または，発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが，一般には，ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...