通天犀(読み)つうてんさい

精選版 日本国語大辞典 「通天犀」の意味・読み・例文・類語

つうてん‐さい【通天犀】

〘名〙 サイ一種。また、その角。角は鋭く、長さは中国尺で一尺(約二四・一二センチメートル)以上もあり、よく水をはじく。帯の飾りや薬として用いられる。通天の犀。通天。
※交隣須知(18C中か)二「犀 サイノ 角ガ 通天犀ナレバ ナニカ ゴザロフヲ ヲビニ シマショフ」 〔抱朴子

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android