一尺(読み)いっしゃく

精選版 日本国語大辞典 「一尺」の意味・読み・例文・類語

いっ‐しゃく【一尺】

〘名〙
① (長さの単位)⇒しゃく(尺)(一)①
② 魚、特にサケタラなどの一尾。
※宇治拾遺(1221頃)一「腰に鮭の一二尺なきやうはありなんや」

いっ‐さく【一尺】

〘名〙 (「いっしゃく」の直音表記) =いっしゃく(一尺)

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デジタル大辞泉 「一尺」の意味・読み・例文・類語

いっ‐しゃく【一尺】

尺貫法の長さの単位。→
サケタラなどの魚1尾。
「―より定まりて腹もみちあひ、はらわたも出でたる故に、鮭をば―といへり」〈名語記・六〉

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