逆捩・逆捻(読み)さかねじ

精選版 日本国語大辞典 「逆捩・逆捻」の意味・読み・例文・類語

さか‐ねじ ‥ねぢ【逆捩・逆捻】

〘名〙 (形動)
① 逆の方向にねじること。また、そのさま。
② 他からなじられたのを、逆になじりかえすこと。また、そのさま。さかにじ。
浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)一〇「すがり歎けば、ヤア其恨は逆(サカ)ねぢ」
※歌舞伎・東海道四谷怪談(1825)序幕「お前の心に引くらべ、逆捻(サカネ)ぢな今の腹立ち

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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