込皆戸村(読み)こみがいとむら

日本歴史地名大系 「込皆戸村」の解説

込皆戸村
こみがいとむら

[現在地名]粕川村込皆戸・稲里いなさと

粕川の右岸にある。東は粕川を挟んで月田つきだ村、西は大前田おおまえた(現宮城村)、南は女淵おなぶち村、北は馬場ばば(現宮城村)。村の南西、女淵村・新屋あらや村を隔てて岡組おかぐみと称する飛地がある。東は深津ふかづ村、西は樋越ひごし(現大胡町)、南西は西大室にしおおむろ(現前橋市)、北は新屋村・大前田村。寛文郷帳では新屋村とともに女淵村に含まれていた。元禄郷帳には「女淵村之内込皆戸村」とあり、高二七二石余、前橋藩領。文化一一年(一八一七)には相給で、奥州泉藩領分の村明細帳控(阿久沢文書)によると同藩領分の高一五二石余、反別一五町五反余。うち高五九石余(六町余)が田方で検見取

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報