精選版 日本国語大辞典 「身に染む」の意味・読み・例文・類語
み【身】 に 染(し)む
[一] (「染む」は自動詞四段活用、または上二段活用。口語は「染みる」で上一段活用)
① 骨身にしみとおる。しみじみと身に味わう。痛切に感じる。身に入る。
※書陵部本興風集(11C頃)「秋ふくはいかなる色のかぜなればみにしむばかりあはれなるらん」
③ 深く心に思いこむ。心からうちこむ。
[二] (「染む」は他動詞下二段活用) 深く身に感じさせる。強く思う。身に感じるようにする。うちこむ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報