踠苦・藻掻苦(読み)もがきくるしむ

精選版 日本国語大辞典 「踠苦・藻掻苦」の意味・読み・例文・類語

もがき‐くるし・む【踠苦・藻掻苦】

〘自マ五(四)〙
① もがくほどに苦しむ。苦しみのあまり手足をばたばたさせる。
※或る女(1919)〈有島武郎〉前「痛みの為めに藻掻(モガ)き苦しむその老人の後に引きそって」
実現のむずかしいことに苦しんで取り組む。
※松翁道話(1814‐46)四「金がなうてはどうもならぬハアスウハアスウ、ハアスウともがきくるしむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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