起別(読み)おきわかる

精選版 日本国語大辞典 「起別」の意味・読み・例文・類語

おき‐わか・る【起別】

〘自ラ下二〙 共寝した男女が朝別れる。和歌などで多く「起き」を「置き」にかけていう。
※夜の寝覚(1045‐68頃)「身に近き御衣ばかりを、なごりにぬぎかへて、をきわかれ給ふほど、いへばさらなり」

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