精選版 日本国語大辞典 「赤茶」の意味・読み・例文・類語 あかちゃ・ける【赤茶】 〘自カ下一〙 赤みがかった茶色になる。また、日に焼けたり、染料がはげたりして赤茶色になる。※はやり唄(1902)〈小杉天外〉一三「赤茶色(アカチャケ)た土を塗って」 あかっちゃ・ける【赤茶】 〘自カ下一〙 「あかちゃける」の変化した語。※落語・姫かたり(1890)〈三代目三遊亭円遊〉「アノ赤ッチャケた唐鼈甲ぢゃア有りません」 あか‐ちゃ【赤茶】 〘名〙 赤みを帯びた茶色。赤茶色。※アメリカひじき(1967)〈野坂昭如〉「どんどん水が赤茶にかわり」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
色名がわかる辞典 「赤茶」の解説 あかちゃ【赤茶】 色名の一つ。JISの色彩規格では「つよい黄赤」としている。一般に、やや赤みがかった茶色のこと。赤錆さび色に似ている。色があせたり、日に焼けて変色することを「赤茶ける」というように、明るくクリアーな茶系統ではなく、さびたイメージの色合いをさす。 出典 講談社色名がわかる辞典について 情報