赤河村(読み)あこうむら

日本歴史地名大系 「赤河村」の解説

赤河村
あこうむら

[現在地名]白川町赤河

飛騨川支流あか川の中流域の山間地に位置する。北は黒川くろかわ村、東は切井きりい村、南は福地ふくち峠を越して福地村(現八百津町)、西は犬地いぬじ村。慶長郷帳赤尾村とあり、高二三〇石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳ではあかう村とあり、遠山友政(苗木藩)領で、以後幕末まで続く。正保郷帳では赤川村とあり、田方一五二石余・畑方七七石余、ほかに新開一四石余がある。明治五年(一八七二)の村明細帳では高三八二石余・新田高五〇石余、家数一三五・人数七五〇(男四二一・女三二九)、馬九七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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