赤岡町(読み)あかおかちよう

日本歴史地名大系 「赤岡町」の解説

赤岡町
あかおかちよう

面積:一・七〇平方キロ

香美郡の西南端近く、土佐湾に面して位置する高知県下最狭の町で、東に香我美かがみ町、北に野市のいち町、西に吉川よしかわ村がある。町の北東境を南流した香宗こうそう川が、途中向きを西に変えて町域中央部を西流、再び向きを東に変えて土佐湾に流れ込む。町域は西流する香宗川を境に、南側浜堤上には商家と漁家が街区を形成し、その西端に人工掘込みの赤岡漁港がある。北側は水田主体の農業区である。北西から入った国道五五号は、香宗川を渡り、街区の中を東進する近世土佐街道(東街道)に並行して、海側をバイパス状に走る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報