買繋(読み)かいつなぎ

精選版 日本国語大辞典 「買繋」の意味・読み・例文・類語

かい‐つなぎ かひ‥【買繋】

〘名〙
品物がとぎれないように買い入れること。
随筆浪花の風(1856)「正米のみにては、土地在ものは限りありて、売繋、買繋等の見込成難く」
② 取引相場で、現物を売る約束をしておいて、一方清算市場で買い付けること。現物を安く売った損失を埋め合わせることができる。⇔売繋ぎ。〔取引所用語字彙(1917)〕

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