貴島国彦(読み)きじま くにひこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「貴島国彦」の解説

貴島国彦 きじま-くにひこ

1843-1877 明治時代軍人
天保(てんぽう)14年生まれ。もと鹿児島藩士。明治7年近衛(このえ)少佐を辞して帰郷。10年桐野利秋(としあき)にまねかれて西南戦争にくわわり,振武隊監軍として活躍。全軍解散後も西郷軍にしたがって鹿児島にはいり,同年9月5日城山の米倉襲撃の際に戦死した。35歳。前名は清。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android