精選版 日本国語大辞典 「財帛」の意味・読み・例文・類語
ざい‐はく【財帛】
〘名〙
※俳諧・父の終焉日記(1801)五月一五日「御㒵(かほ)のさま心にかかれば、〈略〉財帛の辺り、いささか悪しき黒気あらはれぬ」
③ 中国北部、禅宗で、寺の金銭出納をつかさどる僧、副寺(ふうす)を表わした語。
※禅林象器箋(1741)職位「中華北方叢林、称二副寺一為二財帛一。見二副寺処一」
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