貝の殻のはずし方(読み)かいのからのはずしかた

食の医学館 「貝の殻のはずし方」の解説

かいのからのはずしかた【貝の殻のはずし方】

カキ
(1)貝の平らな部分を上にして左手に持ち、右手でドライバー(バターナイフなどでもOK)をちょうつがいに差し込み、貝柱を切る。
(2)殻(から)の上部を取り外し、下部の殻からも身をはがす。
サザエ
(1)一方の蓋(ふた)のはじを押し、反対側の蓋が持ち上がったら、つまようじを差し込み、蓋をはずす。
(2)身につまようじを刺し、回しながら身を引きだす。取りだしたら、内臓を切り離しておく。
アワビ
(1)身に塩をすり込んで、たわしでこすりながら、ぬめりをきれいに洗い落とす。
(2)水洗いしたあと、しゃもじを殻の薄いところに差し込み、ゆっくり身をはがす。
ホタテガイ
(1)殻の平らな部分を上にして左手に持ち、右手でドライバー(バターナイフなどでもOK)を殻のすきまに差し込み、ねじあける。
(2)殻の上部についている貝柱を取りはずし、上部の殻もはずす。その後、殻の下部の貝柱も切り、身をはがす。
◇貝をむき身にすると何g?
 たくさん貝を買ったつもりでも、いざ調理してみると「あれ!? 意外と少ない」と思ったりするもの。殻を取り除くと、身は少なくなります。たとえば、アサリは全重量の35%、カキは75%、シジミも75%、ハマグリも60%を貝殻が占めています。

出典 小学館食の医学館について 情報

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