豎・竪(読み)じゅ

精選版 日本国語大辞典 「豎・竪」の意味・読み・例文・類語

じゅ【豎・竪】

〘名〙
① 縦(たて)。特に、漢字の縦の画(かく)をいう。
壒嚢鈔(1445‐46)一四「豎の三点に横の一点を加ては山也」 〔梁簡文帝・明月山銘〕
仏語真宗二双四重教判で説く、横(おう)に対する語。次第順序を経ることで、仏道修行をつみかさねて漸次悟りに向かって進んでいく自力聖道門をさす。
教行信証(1224)三「就菩提心二種、一者堅、二者横」
③ =しゅ(主)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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