豊楽(読み)ほうらく

精選版 日本国語大辞典 「豊楽」の意味・読み・例文・類語

ほう‐らく【豊楽】

〘名〙
物資が豊かで、人々が暮らしを楽しむこと。
※豊広寺鐘銘‐慶長一九年(1614)四月一六日「国家安康〈略〉君臣豊楽 子孫殷昌」 〔詩経箋‐大雅・旱麓〕

ぶ‐らく【豊楽】

〘名〙 (「ぶ」は「豊」の呉音) 物が豊かで、人々が暮らしを楽しむこと。ほうらく。
談義本・教訓乗合船(1771)三「それ君徳は宇宙を治め、摂臣是を扶て、海内無難、万民豊楽(ブラク)を守り給へども、天地不時の変に労し給ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android