谷古宇村(読み)やこうむら

日本歴史地名大系 「谷古宇村」の解説

谷古宇村
やこうむら

[現在地名]草加松江町まつえちよう神明しんめい一―二丁目・住吉すみよし一―二丁目・中央ちゆうおう二丁目・高砂たかさご一―二丁目・手代町てしろちよう吉町よしちよう五丁目・草加そうか五丁目・栄町さかえちよう二丁目

日光道中草加宿組を構成する一村で、草加宿の東側から綾瀬川右岸まで、および宿北方綾瀬川両岸沿いを占める。西境を日光道中が南北に走り、東は宿篠葉しゆくしのは村。北の中曾根なかそね村などと村境が錯雑する。承久三年(一二二一)八月二日の関東下知状(鶴岡八幡宮文書)にみえる鎌倉鶴岡八幡宮領矢古宇やこう郷の遺称地。足立郡谷古田やこだ領に属した(風土記稿)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android