譬話(読み)たとえばなし

精選版 日本国語大辞典 「譬話」の意味・読み・例文・類語

たとえ‐ばなし たとへ‥【譬話】

〘名〙 ある物事にたとえてする話。人間社会の道理機微風刺などを具体的にたとえて説く話。寓話
浄瑠璃・狭夜衣鴛鴦剣翅(1739)三「『われてもすへにあふといふたのしみがござりましょ』『それそれ。おなじ事なら、いきてわかれたがよいなふ』『〈略〉』と、たとへばなしのづにのせて」

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