諷経(読み)フギン

デジタル大辞泉 「諷経」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ぎん【×経】

《「ぎん(経)」は唐音》声をそろえて経を読みあげること。禅宗では、仏前での勤行ごんぎょうをいう。⇔看経かんきん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「諷経」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ぎん【諷経】

〘名〙 (「きん」は「経」の唐宋音) 声を出して経を読むこと。特に、禅宗では仏前の勤行をいう。読経。ふうきん。
正法眼蔵(1231‐53)安居「本寮につきて前点諷経す」

ふう‐きん【諷経】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報