精選版 日本国語大辞典 「諒闇・諒陰・亮陰」の意味・読み・例文・類語
りょう‐あん リャウ‥【諒闇・諒陰・亮陰】
① 天皇の服する喪のうち、もっとも重いもの。期間一年。本来天皇の父母に対して行なわれるものであるが、その他に対して行なわれる例も多い。臣下にも素服を与えて服喪させるが、その期間は一定していない。ろうあん。りょういん。
※続日本紀‐天平勝宝七年(755)正月辛酉「廃朝、以二諒闇一故也」 〔論語‐憲問〕
② 「りょうあん(諒闇)の服」の略。
※讚岐典侍(1108頃)下「万はてぬれば廿五日世中の諒闇ぬぎあはる」
③ ひじょうに暗いこと。
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