デジタル大辞泉 「読声」の意味・読み・例文・類語 よみ‐ごえ〔‐ごゑ〕【読（み）声】 １ 読む声。また、その調子。「其―も長閑にして」〈逍遥・小説神髄〉２ 漢字の訓読。「この戒名の―のきたなさよ」〈仮・浮世物語・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「読声」の意味・読み・例文・類語 よみ‐ごえ ‥ごゑ【読声】 〘名〙① 読む声。読む音調。〔文明本節用集（室町中）〕※小説神髄（1885‐86）〈坪内逍遙〉下「此質の文章は特(ひと)りうち見し所の幽艷なるのみにはあらで其音調(ヨミコヱ)も長閑にして」② 漢字の訓読。漢字を訓読した時の発音。※仮名草子・浮世物語（1665頃）一「この戒名のよみごゑの穢(きたな)さよとて和尚に参りてとかく此戒名を代へて給はれと言ふ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
