読取(読み)よみとる

精選版 日本国語大辞典 「読取」の意味・読み・例文・類語

よみ‐と・る【読取】

〘他ラ五(四)〙
① 読んで、その意味・内容を理解する。
紫式部日記(1010頃か)消息文「聞きならひつつ、かの人はおそうよみとり、忘るる所をも」
② その場の現象をとおして、本心やかくれた本質を察知する。
クローディアス日記(1912)〈志賀直哉〉「正当に乃公の顔から乃公の心を読み取る事が出来たと信じている?」
コンピュータなどの機器が、文字記号処理可能なデータとして受容する。

よみ‐とり【読取】

〘名〙 読み取ること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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