語合(読み)かたりあう

精選版 日本国語大辞典 「語合」の意味・読み・例文・類語

かたり‐あ・う ‥あふ【語合】

〘他ワ五(ハ四)〙 互いに話す。懇談する。語り合わす。〔日葡辞書(1603‐04)〕
浮世草子武家義理物語(1688)四「家中広きほうばいにも、別して両人語り合(アヒ)

かたり‐あわ・す ‥あはす【語合】

〘他サ下二〙 互いに話し合う。相談などをする。語らい合わす。
※枕(10C終)三〇三「宮のうち、殿ばらのことども、かたみにかたりあはせたるを」

かたらい‐あわ・す かたらひあはす【語合】

〘他サ下二〙 互いに語り合う。相談する。
源氏(1001‐14頃)玉鬘「いかがはつかまつるべからむ。かたらひあはすべき人もなし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android