精選版 日本国語大辞典 「試・験」の意味・読み・例文・類語
ためし【試・験】
〘名〙 (動詞「ためす(試)」の連用形の名詞化)
① (「に」を伴って副詞的に用いることもある) ためすこと。こころみること。試験。
※義血侠血(1894)〈泉鏡花〉一「物は可試(タメシ)だ。まあ御召しなすって下さい」
② 兜・鎧(よろい)などで、矢玉を通さないことを証明済みであること。
③ 「ためしぎり(試斬)」の略。
※刑罪大秘録(1814か)御様之事(古事類苑・法律三三)「御様(ため)しは、前広御腰物奉行より町奉行え懸合有レ之」
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