観世 元昭(読み)カンゼ モトアキ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「観世 元昭」の解説

観世 元昭
カンゼ モトアキ


職業
能楽師(観世シテ方)

肩書
(社)観世会理事長

生年月日
昭和12年 1月9日

出生地
東京

経歴
戦後を代表するシテ方の能楽師。6代目観世銕之丞(華雪)、7代目銕之丞(雅雪)、25代目宗家・観世左近(元正)に師事。昭和15年「鞍馬天狗」の稚児で初舞台。観昭会を主宰。47年より日本能楽会会員。58年フフランス能楽特別公演の団長を務めた。60〜62年能楽師協会理事長。主な舞台に「道成寺」など。また秋の昭門会で「芭蕉」のシテを演じ、平成元年に昭和63年度芸術選奨文部大臣賞を受賞。

所属団体
日本能楽会,能楽協会

受賞
芸術選奨文部大臣賞(昭63年度)〔平成1年〕

没年月日
平成5年 7月27日 (1993年)

家族
父=観世 左近(元滋 24代目宗家),長男=観世 清顕(能楽師)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android